北向きの家でも生活できる

日当たりが悪いということで嫌われがちな北向きの家。では、実際に北向きの家に住んでいる方は、デメリットを感じているのでしょうか。実は北向きの家には、相応のメリットがあるのです。まずお家を建てる際には、建築基準法で定められた事柄を守らなければなりません。

その中には、家が面している道路の向きに関して定められた法律も存在します。北向きの家の場合、すでに北を向いていることからこうした法律の制限を少し受ける程度で済むのです。さらに家のリビングやベランダといった生活を感じさせる部分は、北向きになることからプライバシーがしっかりと守られます。同じ条件のお家があったとしても、北向きであれば価格が手頃になるといったメリットもあるのです。

リビングなど、家族が最も長く過ごしやすい家の部分が涼しく、快適に過ごしやすいというのも、メリットとなるでしょう。このように費用面などに関しては、北向きの家でも十分にメリットが存在するものです。どのお家に住んだとしても、デメリットは存在します。北向きのお家の場合は、南側に光が差し込まないので特に1階の部分は暗くなりがちです。

南向きのお庭などには湿度がたまりやすく、コケやカビの温床になることもあります。冬場の場合は、寒さを厳しく感じるケースもあるでしょう。ですが、日中お家にいないという方や室内では作業を行うことが多いという方なら、こうした部分が気にならないことがあります。全てがデメリットに働くわけではないのです。

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